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レボリュート、米国銀行買収を検討:レポート

2025-07-30 13:55

Revolut Mulls Buying US Bank to Fast-Track American Licence: Report

デジタルバンキング大手のリボルートが、アメリカ市場への参入を加速させるため、アメリカの銀行の買収を検討していると報じられている。この動きにより、英国最大のフィンテックは、銀行免許を一から取得するのに時間がかかるプロセスを回避できるようになる。フィナンシャル・タイムズ紙が火曜日に報じたところによると、同社はすでに認可を取得している国営銀行の買収を検討しているという。買収すれば、リボルートは米国での融資を、何年もかかる銀行認可を独自に申請するよりも迅速に行えるようになる。Revolut weighs buying US bank to get licence https://t.co/YTVJXzbAlV - Financial Times (@FT) July 30, 2025 同報道によると、同社は買収による参入ではなく、独自の銀行免許の申請も検討しているという。RevolutはCryptonewsのコメント要請に回答しなかった。トランプ時代の政策がリボルートの免許取得を後押しする可能性があると見られている 世界に6,000万人の顧客を持つフィンテックは、世界最大の金融市場の一つである米国でのプレゼンスを深める方法を模索してきた。米国の銀行免許を取得すれば、英国のフィンテックが国内での成長鈍化に直面している今、膨大な顧客基盤と預金へのアクセスが可能になる。ドナルド・トランプ米大統領の規制緩和政策により、通貨監督庁が銀行免許の承認プロセスを迅速化する可能性があるとの見方が広がっている、とFT紙は伝えている。しかし、レボリュートは最も効率的な道を模索中である。レボリュートは中東、ラテンアメリカを視野に入れ、海外での規模拡大を模索している。同社はすでに10億ドルの取引に向けて交渉中で、新たな資本を調達し、フィンテックの価値を約650億ドルに引き上げるとFTは今週報じた。この資金調達の一部は、世界的な事業拡大のための資金となる。リボルートは、中東の銀行を買収する計画など、他でも同様の戦略を検討している。先月には、事業拡大の一環としてBNPパリバからアルゼンチンの銀行セテレムを買収した。リボルートはリトアニアとメキシコで銀行免許を取得しており、EU全域での営業が可能だが、英国ではまだ免許を取得していない。規制当局は昨年、リボルートの申請を承認したものの、融資活動を制限し続ける制限を課している。米国の銀行認可は、デジタル資産サービスの道を開く可能性がある 同社の国際的な野心は、伝統的な銀行業務にとどまらない。英国と欧州経済領域で暗号取引を提供してきたリボルートは今週、ハンガリーで限定的な暗号取引を再開した。この動きは、ハンガリーがすべての暗号サービス・プロバイダーに国内ライセンスを保持することを義務付ける新法を導入した今夏初めの規制凍結の後に行われた。2023年10月現在、リボルートは規制の不透明性から米国での暗号サービスを停止している。現在、リボルートは米国の銀行免許の取得を進めており、これが承認されれば、デジタル資産サービスなど、より広範な商品を提供できるようになる。業界のオブザーバーによると、米国の銀行免許はリボルートにとって重要なマイルストーンとなり、米国のフィンテック・ライバルと競争するのに役立つという。The post Revolut Mulls Buying US Bank to Fast-Track American Licence:Report appeared first on Cryptonews .

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